夏の甲子園を目指す戦い。去年はベスト8だった都立狛江高校の戦いがいよいよ始まります。西村昌弘都立狛江高校硬式野球部監督からコマラジに最新情報をいただきました。12日のアフタヌーンナビの放送には息子さんお孫さんが狛江市在住の星浩TBSスペシャルコメンテーターが参加します。
狛江高校硬式野球部です。小木さん、おぎともさん、いつも話題にして頂きありがとうござい
ます。楽しく聴かせて頂いております。
そして、星さん初めまして。ニュース23でのご活躍拝見しておりました。今後ともよろしくお
願い致します。
さて、狛江高校硬式野球部は、春季東京大会にシード校として参加しました。そして、初戦の相
手は東京成徳大高校(とうきょうせいとくだい高校)。シード校という事もあり、大会まで十分
な時間がありました。練習試合も数多くこなし、万全の状態で臨んだ大会でした。ですが、自慢
の打線は相手投手の前に5回までノーヒット。味方のエラーがきっかけで取られた2点が最後ま
で重荷になってしまいました。結果は1-2での惜敗。2期連続ベスト8だったチームも春は1勝も
できずに大会を去り、改めて高校野球の厳しさを実感することになりました。敗戦後のチームは
なかなか歯車が噛み合いません。毎週末やゴールデンウィークの練習試合はほとんどが敗戦。21
世紀枠の東京代表チームであるにも関わらず、不甲斐ない内容の試合が続いています。ですが、誰
一人諦めていません!少しでも良いチームになろうともがいています。大切なのは結果が出なくて
も狛江高校らしさを見失わないこと。「今日もうまくなろう」の合言葉の元、毎日練習に励んで
います。新たにプレーヤー11名、女子マネージャー4名の新入生を迎え総勢45名になりました。
昨夏、延長タイブレークの末、東京ドーム直前で敗れた悔しさは今でも生徒の心の中に残ってい
ます。目指すは先輩達が成し得なかったベスト4。我々にとって、甲子園はその先のご褒美のよう
なものなのかもしれません。彼らならこの壁を必ず超えてくれると思っています。
令和4年度は、新たに外部指導員として3名のコーチを迎えました。まずはスプリントコーチに
濱道健氏(はまみちたける)。彼は、東京学芸大学に所属し、200m走の現役選手でもあります。
次に篠崎洋利氏(しのざきひろとし)。彼は、常総学院高校で故木内幸男(きうちゆきお)監督
の元で選手として活躍しました。主にバッテリーコーチとして指導をしてくれています。最後は主
に外野守備コーチを担当する西村昭彦氏(にしむらあきひこ)。彼は、神奈川県の桐蔭学園高校
で活躍し、中央大学野球部に進み、今も企業の軟式野球部で現役選手として活躍しています。
新たな指導者も迎え、チームは夏の大会に向けて最後の追い込みです。6月の上旬には、山梨県
と群馬県へ1泊2日での遠征を計画しています。コロナ禍により部活動の合宿や修学旅行ができな
かった3年生にとって初めての宿泊行事です。もちろん、感染状況によっては中止の可能性もあり
ますが、現時点では実施の予定です。夏の大会の抽選会は6月18日の土曜日。ノーシードからの
ベスト4を目指します。開会式は7月9日、神宮球場にておこなわれます。途中、定期考査が2回も
ありますが、こちらも手を抜くことなく取り組んでくれるでしょう。
今夏も狛江市の皆さんの励みになるような結果が残せるよう、できる限りの準備をしていきた
いと思います。
星さんは、サッカーがご趣味だと聞きました。狛江高校には、男子サッカー部と女子サッカー
部があります。男女ともに春の大会は僅差で負けてしましましたが、上位進出が狙える素晴らし
いチームです。野球部共々応援の程、よろしくお願い致します。
狛江高校硬式野球部
監督 西村昌弘