狛江ボーイズ 全国大会で史上初のベスト8

狛江ボーイズ 全国大会で史上初のベスト8

狛江が誇る中学硬式野球チーム「狛江ボーイズ」が春夏通算6度目の全国大会で初のベスト8。史上初の快挙を達成してくれました。

本番前には元中日ドラゴンズの川上憲伸(かわかみけんしん)さんのコーチを受けのぞんだ水崎監督率いる狛江ボーイズ。初戦は28日の2回戦でした。予想外の雨により急遽 天然芝の球場が使えず人工芝が敷かれた神奈川県大和市(やまとし)のドカベンスタジアムでナイターで行われました。

鹿児島県の出水(いずみ)ボーイズとの試合は一進一退の攻防。7回の表2アウト満塁からのタイムリーヒットでボーイズは勝ち越し点を挙げ4対2で初戦を飾ります。

つづいて29日水曜日には場所を移して世田谷区の駒沢公園野球場、富山県の射水(いみず)ボーイズとの3回戦が行われました。ベスト8をかけた決戦です。ぜひYouTubeので試合をゆっくりご覧ください。

4回を終わって1対2と1点のビハインドで迎えた5回の表でした。3番小林君のタイムリーヒットで同点に追いつくと4番池田君のライトへのホームランが飛び出します。右翼91メートルのフェンスを越える勝ち越し2ランに。池田君は何度もガッツポーズをしながらダイヤモンドを一周、出迎えたナインと抱き合って喜びを分け合います。「中学で3本目。もっと飛んだホームランもありました」と池田君は胸を張ります。これで4対2。 投げては先発の右サイドスロー・三上聖斗(2年)君が「いつもよりスライダーがよく決まった」と4回2失点と試合をつくります。終盤3イニングは昨秋から悩まされた肘痛が癒えた林君が(2年)が1安打のナイスピッチング。「昨日の2回戦で先発して投げていたので緊張しなかった。投げられない時期は、ランニングメニューでも最後までしっかり走り切る意識の面を大切にしました」と表情を緩めました。最終回の7回表にはフォアボールや相手のエラーなどが重なります。最後には8番キャッチャ-嶋谷(しまたに)君のランニングホーホームランが飛び出し終わってみればなんと10対2の大差で射水ボーイズを下し、見事ベスト8進出を決めました。

水崎将勝監督(55)は「東京の球場での試合で選手が家から通える有利さもラッキーでした。林は昨年秋に(投球を)我慢したかいがあった。」と選手のさらなる成長を期待していました。

水崎監督

残念ながら狛江ボーイズ、紀州ボーイズとの準々決勝では2対9と実力を発揮できず準決勝進出はなりませんでした。

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