駒井町騒然 強盗殺人事件発生から2日目 現場は

駒井町騒然 強盗殺人事件発生から2日目 現場は

狛江市駒井町3丁目で起きた90歳の女性強盗殺人事件は普段は多摩川を散策したりランニングを楽しむ人以外はあまり訪れない静かな川沿いのエリアを騒然とさせている。事件から一夜あけた20日の現場は厳しい規制線が敷かれ、大挙押し寄せた報道陣は多摩川の土手から現場となった被害者宅を見下ろす形で取材を続けている。現場はあと数十メートルで世田谷区喜多見。被害者の大塩衣與さんは3年前の5月ごろから息子さんご夫婦とお孫さん5人でここ駒井町に引っ越してきた。2世帯住宅となっていて地上2階建てに地下室がある。

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事件は19日午後2時46分ごろ 千葉県警から調布署に情報提供が行われたことで発覚した。千葉県大網白里市のリサイクルショップで発生した強盗事件で逮捕された容疑者が持っていた携帯電話のSNSのやりとりの中に「大塩さん宅がピンポイントで狙われている」趣旨の内容が残っていたのがきっかけだ。午後5時12分調布署の捜査員が到着。午後5時18分、帰宅した家族とともに地下室で両手首を結束バンドで緊縛され顔面から出血していた被害者を発見。すぐに救急車を呼ぶものの午後6時に死亡が確認された。午後7時半過ぎに筆者は狛江市を取材する新聞記者の方から第一報をいただいた。

この事件は関東で連続して発生している3人組による強盗事件との深い関係が疑われているが今回は今のところ奪われたものが何なのかがわかっていない。鍵がかっていない状態で高齢者が一人で過ごしている状況を犯人グループは知っていて金銭や金品強奪を目的に比較的治安のいい住宅街で事件を起こしている。社会を不安に陥れる卑劣な事件。早急な犯人グループの逮捕と事件の手口の解明が求められる。まさに警察の威信がかかった大事件が狛江市で起こってしまった。

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