狛江市にも郷土資料館を作ろう。「多摩地区」で資料館にあたる公的施設がないのは狛江市だけだそうです。子供たちが楽しみながら郷土の歴史を体験できる歴史スポットを作ろうという発起の会が16日 行われました。狛江駅南口の城南信用金庫2階会議室には市内の錚々たるメンバーが集まりました。「広報こまえ」のコラム「今はむかし」でおなじみの井上孝先生をはじめ狛江市が誇る歴史家・教育関係者そして林都議会議員、谷田部狛江市議会議長を代表とする超党派の狛江市議の皆さんが集結しました。
古代は吉祥寺方面まで勢力を広げていた狛江の豪族は多くの古墳を作っています。なかでも亀塚古墳出土の神人歌舞画像鏡は大和朝廷とのつながりを示す貴重な文化財。泉龍寺仏教文庫の菅原昭英館長は「残念ながら狛江市が誇る文物の数々は東京国立博物館に所蔵されていて地元狛江市にはない。公共施設としての郷土資料館が完成すれば 狛江の文化財展示も地元で可能になるかもしれない」とおっしゃいます。 郷土資料館完成後は狛江市に新たに歴史アミューズメントパークが誕生します。今からわくわく!なんとしてでも完成させなくては!
発起会の会長には狛江市地域学校連携支援マネージャーの石谷清隆さんが選ばれました。