8月9日に行われた狛江・多摩川花火大会は朝から雨予報がでる中、市民の願いが天に通じました。
午後7時半。開始のアナウンスとともにスターマインを中心としたおよそ5000発の花火が真夏の多摩川を彩りました。チケットを買って打ち上げ場所に近い特等席からを花火の迫力を感じた方。早い時間から河川敷にビニールシートでスペースを確保し仲間と楽しんだ方。平日にも関わらずおよそ15万人が4年ぶりに打ちあがった狛江花火を堪能しました。もちろん花火が見えるお宅からご家族や友人と楽しいひと時を過ごした方もいらっしゃいました。
収入は市の助成金3500万円に加え企業からの協賛金が2652万円。完売だった有料席販売は2070万円の売り上げがありました。総計は9877万円でした。これに対して花火の打ち上げにかかった費用は1990万円でした。設営に5192万円がかかり歳出はトータルで9437万円でした。収入から経費を差し引いた残額は約440万円。次回に備えて狛江市観光協会多摩川開発基金に全額繰入されました。
次回の開催は未定です。身の丈に合った開催頻度ということでしょうか。それでも来年も再来年も花火が見たい!と思ってしまいます。三宅議員が9月の市議会で提言されていましたがなるべく早いタイミングで次回の大会が開催されるよう協賛していただける企業の皆さんの負担を減らし有料席の単価をあげるなどの挑戦も一考の余地があるかもしれません。